2019-12-03 第200回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
○石井章君 次に、これは東電の社長にお伺いしたいんですけれども、カナダでは発電所ごとに三十七万から四千六百万、いわゆるとてつもない数字が出ておりますけれども、毎年排出されているわけでありますが、重水炉であるカナダの再処理施設のトリチウム排出量を各国の軽水炉原発とは単純には比較できないことではありますが、非常に膨大な数字が出ております。
○石井章君 次に、これは東電の社長にお伺いしたいんですけれども、カナダでは発電所ごとに三十七万から四千六百万、いわゆるとてつもない数字が出ておりますけれども、毎年排出されているわけでありますが、重水炉であるカナダの再処理施設のトリチウム排出量を各国の軽水炉原発とは単純には比較できないことではありますが、非常に膨大な数字が出ております。
次に、AREVAメロックス工場におきましては、同工場がMOX燃料の加工成形において世界最大規模を誇っており、世界の軽水炉原発の一〇%がこのMOX燃料を利用し、我が国も利用していること、IAEAなどにより工場内の核物質のモニタリング、監視が常時実施されており、本工場から環境に排出される放射線量は非常に少ない量にとどまっていること等の説明がありました。
軽水炉原発と違って、「もんじゅ」の場合は、ナトリウムがなくなると核燃料の温度は加速度的に上がって、原子炉の破壊は東京電力福島第一原発の事故どころではないスピードで事態が進行するのではないかというふうに思いますけれども、どうなのでしょうか。
次に、仮にITERの規模のものでいけたとしても、それを実際の、例えば今の軽水炉原発のように、電力を取り出すとなると、電気に転換する施設などを加えなきゃいけませんから、昨日もレクに来られたときに伺っておりましても、大体今のITERの建設費五千億のさらに三倍ぐらいのコストを見なきゃいけないんじゃないかというお話もありましたが、ITERで熱出力で五十万キロワットなんですよ。
だって、核の問題だって、彼らは九四年の米朝枠組み合意、ずっとだまして、アメリカ、日本、韓国、ヨーロッパの国々、こういった国々から経済協力、重油、軽水炉原発の建設費用、そういうものを言ってみればだまし取っていたわけですよ。彼らは大うそつきで今までの外交交渉をやってきたわけです。
アメリカの場合には、この軽水炉原発についてではなくて、それまでのつなぎとしての重油の提供が行われるわけでありますが、これに関連をして、アメリカの国会において、やはり北朝鮮の実態というものをしっかり精査しろ、そうしなければ、その重油の提供の予算を国会として認めるかどうか判断できないではないかということなどから、ペリー調整官の行動となっていくわけであります。
政府は、北朝鮮との国交正常化交渉については当面見合わせる、また、食糧などの人道支援や朝鮮半島エネルギー開発機構、KEDOによる軽水炉原発の供給事業への協力も当面見合わせるとしておりますが、当面見合わせるとは、時がたてば再開するというメッセージを暗に含んだ表現であります。いかにもその場しのぎの当面という言葉を、この際、対応措置としては外すべきであると思いますが、いかがでございますか。
これは行って私がもらってきたのですが、これは「軽水炉原発の放射能災害についての州政府並びに地方政府の作業の計画と基本」という指針を出しておるのです。 この中に緊急時計画に関するNRCとEPAの特別調査団の報告書としておりますが、ガイダンス、指導要領があって、この緊急時計画に関するNRC決定規則中にその指導要領が反映されているというように規定をしております。
大体、現在の軽水炉原発がそんなに四十年も五十年も百年も続きますかね。今のエネルギーがいつか別なものに変わっていくということも考えられるわけです。 〔矢追委員長代理退席、平沼委員長代理 着席〕 その安全性の問題が一つあります。これは非常に大事な問題ですけれども、安全性だけではないと思うのです。核廃棄物というのは世界のどこでも嫌われ者でしょう。
また一方、国内にあります陸上の軽水炉原発も非常に稼働率がよくない。四十五年以来どんどん下がって、五十年にはもう五割以下になっておると。
そのうち十二基はアメリカ製の軽水炉原発ですが、この十二基のうち、現在八基が定期検査の名のもとに停止している。これは皆事故なんです。運転しているものはたった四つしかない。浜岡原発、玄海原発、美浜三号、それから日本原電の敦賀原発の四基だけであります。耐用年数二十年というキャッチフレーズだが、もう原発は大体五年か六年使うと全部使えなくて、事故に続く事故で全部休んでいる。
ウエスチングハウスの当面の危機は原発産業界全体の命運を暗示しておる、このようにも言われていますし、また原発推進者の側から、ウラン単純燃焼の軽水炉原発はここ二、三十年のつなぎのエネルギーだとの説が多くなって、したがって、未来の本格炉は高温ガス炉、液体金属高速増殖炉と言われておるのですけれども、ガルフ石油とロイアル・ダッチ・シェルグループとの合弁会社であるGA社が開発した高温ガス炉は、十基の契約ことごとく
特に一方で軽水炉原発の玄海の問題が出ておる。他面では、青森県のむつ港にはあの「むつ」がいまも係留のままで上ると、言うところの第二母港は、あれこれ新聞報道なんかは見るけれども、あるいは鈴木さんの報道などは出ておるけれども、どこがどういう条件で何を迎え入れて目鼻をつけるのかということは、決して国民の前に明らかになっていないわけであります。
私、専門家じゃないですが、いま日本で開発されつつ、使用されつつあります軽水炉原発は濃縮ウランを燃料とされております。しかしその濃縮ウランは一〇〇%アメリカから購入——まあ一〇〇%と言っちゃ言い過ぎかもしれませんが、ほとんどアメリカから供給をされる。そうしますと、アラブがとられた石油を武器とすることと同じように、濃縮ウランを武器とするということが将来あり得ないとも限らない。